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日宇(ひう)は、長崎県佐世保市中南部の地域である。
概要
「干海(ひうみ)」が地名の語源といわれる。1927年(昭和2年)に当時の東彼杵郡日宇村が佐世保市に編入されてからは、市街中心部への通勤者等が暮らすベッドタウン的な地域として発展した。戦後、現在の国道35号(日宇バイパス)の完成以降卸団地の造成、黒髪町や大岳台・もみじが丘などの住宅地開発が進み、人口も増加した。近年、国道沿いには工場跡地を再開発したジャスコシティ大塔(現イオン大塔ショッピングセンター)の開店をきっかけとして各種ロードサイド店舗が立ち並ぶようになっている。日宇支所管内の人口は2万7,362人(2009年4月1日)
町名
稲荷町(いなりちょう)
福石免→日宇福石免の北部に位置する。国道35号を挟み、海岸近くから若葉町最上段まで細長く伸びている。国道沿いは町工場やオフィスが並び、福石町にかけて葬祭場が集中している。海岸近くの平野部には南地区公民館・労働福祉会館・ハローワーク・下水処理場などの公共施設が集中している。
大宮町(おおみやちょう)
福石免→日宇福石免の旧国道沿いに広がる住宅・商業地区。旧国道敷設以前の大通りにも商店が立ち並んでいる。小規模商店街ながら黒字経営を維持する稀有な地場商店街として知られる。福石小学校は大宮町南端に位置する。南側は寺院が集中している。
木風町(きかぜちょう)
福石免→日宇福石免東部の山間部に位置する。戦前は花園・小佐世保に次ぐ第三の色町であった。山間部ながら戦前より宅地化が進み、現在も山の切り崩しによって宅地が拡張されている。
須田尾町(すだおちょう)
福石免→日宇福石免最北端、明治に編入された潮見・山祇町に接する。大正期の人口増加によっていちはやく宅地化され、合併時には旧佐世保市と一体化していた。市立潮見小学校が位置する。戦後の人口急増期には潮見小学校の拡張もできないほど周辺は宅地に占められていた。
大黒町(だいこくちょう)
福石免→日宇福石免の中央部、天神山の谷に位置する。戦前には軍法会議・海軍監獄が置かれ、戦後にいち早く市営団地が造成された。天神山に向けて市道沿いに宅地・商店が広がっている。
東山町(ひがしやまちょう)
福石免→日宇福石免の南部、天神山北麓の急斜面に位置する。大宮市場に直結する大通りと、天神山中腹を巻く市道と交通が大きく分かれる。急傾斜地のため、民家が立て込んでいるものの、オフィス・町工場は少ない。町内の移動はもっぱら徒歩で、道路事情は極めて悪い。
藤原町(ふじわらちょう)
福石免→日宇福石免の最東端、佐世保線をはさんで大宮町に接する。戦時中に開削された現国道沿いは大型ロードサイドショップが並ぶ。丘陵上の宅地は木風まで連続し、バス通りには医院・オフィス・商店が並ぶ。開削によって切断された歩道には歩道橋がかけられ、大宮市場・福石小学校への通路となっている。
天神町(てんじんちょう)
崎辺免の大部分を占める丘陵地帯。東半分は1〜5丁目として独立し、港小学校・崎辺中学校から天神公園にかけての宅地が天神町として残存している。旧天神町のはずれにある米軍基地と接するため、宅地化が停滞している。
東浜町(ひがしはまちょう)
崎辺免の南端、天神山の南麓に広がる港町。いくつか大きめの重工場があるほかは水産加工食品の町工場が海岸沿いに並び、斜面部は宅地となっている。町工場の多くが大宮市場や潮見市場に販売店を持ち、ほとんどの製品は市内で消費する。